cloud×cloud【完】




「さーくーらっ!!」



ズシッと身体が重くなった。



「さっ、左之さん!?

…ってかお酒臭っ!!」



左之さんが私に抱きついてきていた。



あなたも十分ややこしいと思いますが…



私はそんな左之さんを振り払って、

外に出て行った。



「桜~どこ行くんだよ~?」



酔っ払いの絡み。



「厠です!!」



私はそう言い残して思いっきり襖を閉めた