「じゃあ…いきますよ。 じゃーんけーんポンッ!!」 パー、パー、パー、グー。 見事に斉藤さんが1人負けをした。 みんなは誰が勝ったとか負けたとかまではわからない。 さすがにそこまで説明できる自信ない。 みんな勝敗結果が私の口から発表されるのをウキウキとした表情で待っている。 「えっと…斉藤さんの負けで… 斉藤さんのお部屋にお邪魔させてもらいます。」 斉藤さんか… うん、 ある意味一番安心かもしれない…