「それまで桜ちゃんは…僕の部屋ってことでいいですか?」 そういえば…忘れてたな。 俺は総司が言ったことで桜を思い出した。 「おい、ちょっと待て。なんで総司の部屋なんだよ?」 そこに左之助が待ったをかける。 「だって一応は僕の小姓だし。」 …それも忘れていた。 そういえばそうだったな… 「総司にはまかせられねえな… 俺の部屋にしたらいいじゃねえか!!」 左之…お前の方がどう考えでも任せられない。 「左之助はダメだ。」と副長がもっともな意見を述べた。