朝餉を終えたあと、私は局長の部屋で行われる会合に呼ばれた。



「失礼します、見垣です。」


私はそう言って部屋に入った。



みんなの視線が一斉に私に集まる。


今までにない空間に変に戸惑ってしまう。


土方さんがチッと舌打ちし、

眉間に皺をよせて鬼の形相をしている。



私、何か悪いことでもしちゃったかな?



つい最近行った自分の行動を思い返す。