なんか人の気配がするなーっ思ってたら、 少し離れたところに斎藤さんがいた。 私が声をかけるとその場でピタリと動きをとめ、 何かを考え出したようだった。 どうかしたのかな? 沈黙が続く。 現代ではこんなのなんともないのだが、 この時代では妙に変な感じがしてイヤだ。 「月、キレイですよ。」 私はこの場をどうにかしようと思い、 斎藤さんに月を見ることを進めた。