「それ正気なの?」 「もちろんよ」 怖かった。 だから美雪はその場から逃げようとした。 でも‥逃げられなかった。 美雪は背中を刺されて倒れた。 浅かったし、すぐに病院に行けば助かった。 だけどそんなのは無理だった。 「左目もらうね」