「‥は?」 「竜くん見ーつけた」 そう言って竜の事を指差す美雪。 「まだかくれんぼやってたのか?それより陽花と歩、知らねー?」 その言葉に美雪の眉がピクッと動いた。 「あぁ‥陽花ちゃんと歩くんなら昨日、私が捕まえたよ」 「はぁ?お前ってバカ?かくれんぼから離れろ」 「私は2人から商品を貰ったよ」 それでも続ける美雪にイラッとしたのか、竜は無意識のうちに睨んでいた。 「命をね」 この言葉を聞く前までは‥