言葉は質問系だが、それがほぼ私の推測だ。




脅すように睨みつけてみたが、士塚忍は怯えた様子もなく飄々と応えた。





「まーさかっ。ちゃーんと食っちゃってますよ~、午前中のウチにっ!」





「・・・・はぁ?」


「だからさー、昼にはもうないんだよねー。だから小腹をちょっと満たすために清香ちゃんの弁当もちょっと貰うけどー?」





そこで士塚忍は能天気ににやっと笑った。






「さすがプロのシェフが作る弁当はウマイけどぉ、基本的に俺っちの胃は姫の家庭的な味の方に鷲掴まれてますから~。」