守ってあげちゃう


期待一杯で振り向いて





「・・・・・」





唖然。








士塚忍は私との会話もそっちのけに、既にゲームに夢中だったようだ。


『脱衣麻雀』らしい。画面ではいかにも才女っぽい眼鏡ッ娘があられもない姿で恥じらっていた。






「ねーっ♪この恥ずかしさ一杯の表情がソソル~。なまじなイケイケギャルより断然ツンデレ!!」







ああ・・・・ツンデレ、な。






「・・・・てめぇ、マヂで死んでくっか・・・」


「えー?・・・・って、はっ!?な、何で包丁持って後ろに立ってんの!?しかも顔、チョーコエーんすけど!!!」





「死ねぇぇええええ!」


「どええええええええ!!」







その夜、ソファーにザックリと穴が空き、その後、ガムテープで補修がなされた。