守ってあげちゃう










「おい、一般的な健康高校男子として、オマエは週何回くらい自分でスルんだ?」










「・・・・・」





笑顔のままミカゲが固まった。






「いやっ、違うっ、えーと・・・・自分で満足すれば、生身に興味失せるモン!?」









テンパっている所為で、余計、意味不明になった気がする。







ミカゲは相変わらずの笑顔でコテっと首をかしげて見せた。







「・・・悩み事をもう少し詳細にお聞かせ願えれば、ボクの個人情報など披露しなくても、正しい返答が出来ると思いますけれど。」










・・・正論だ、ミカゲ。