士塚忍をキッチンから追い出し、片付けから料理まで手際よく進める。
独り暮らし長ぇからこのくらい簡単だ。
しかし・・・
どーして主人の私が飯を作って使用人に差し出す羽目になるのか
・・・なんか釈然としねぇが・・・。
「すんげー、この味噌汁うめぇー♪ダシとかちゃんと取ってンのチョーカンドー」
「マズイ飯キライだからな。」
「清純だし、きっと将来イイお嫁さんになるねー。」
にかっ、と私のスキな能天気極まりない笑顔に、
ドキッ。
褒められなれてない私は照れて、赤くなった顔を隠すように横を向く。
「・・・て、清純ってのは何だ?」
意味不明な言葉が気になって顔を戻すと、士塚はあるものをぴらっと翳して見せた。
白い・・・・
私の・・・・・
パンツ!?


