守ってあげちゃう


誰のかなんて見なくても分かるケド・・・




『アノヒト』さっきから仁士さんとずっとゲームしてて、ぎゃーぎゃーと餓鬼みたいな歓声も途切れてナイのに。



よもや振り向いた気配もなかったワケで・・・






その状態で俺の膝先五ミリを狙いましたかっ!?



よもや刺さってもイイとか思ったかよ・・・っ。










ぽんっと肩を叩かれてびくっと振り返る。



あ、南波さん。





「あはー☆トキメクのは個人の勝手だけど、命は大切にね♪」






・・・いや、全然笑えねェよ。