互いに手の裡を知ってるため、簡単には決着がつかず、熾烈な攻防。
普段は本性を隠しているため基本、本気を出さないので、
時々こうして思いっきりはしゃげるのはちょっと楽しかったりします。
「おわ。火薬の配合変えたねー。」
「変えたな。」
「すげー。・・・でもこれはどうだっ♪」
「っと、フレイル?接近戦は北斗の十八番だろ。てか、オマエがメズラシイな―――」
お互いに新技のお試し会です。
でも、ここいらでお開きと致しましょうか―――。
「あれぇー?二人とも早いね―。」
下の方から聞こえたのほほんとした声に、手裏剣を構えた手がピタリと止まりました。
恐る恐る空を見上げればうっすらと白味がかっているではありませんか。


