いつもはココで諦め寝てしまいますが
今夜はお目目がパッチリで、まるで寝られそうにありません。
どうしたこった。
俺は雷の気配を注意深く確認して
自分の気配を注意深く消して
そろぉっと起き上がりました。
――――とん★
俺の脇を何かが掠め、ドアノブに掛けた手の横の扉に刺さりました。
「・・・・どこへ行く気だ。」
背後でむくっと起き上がる気配と同時にお怒りマックスの低い声・・・。
「いや、ちょっとそこまで?」
「オマエを逃したら俺の信用問題に関わる。戻れ。」
「いやだねーっ!もーオマエの信用なんか知った事かっ!今日こそは絶対ヤッてやるんだもんねっ!!」
そんな宣言と共にドアノブを回しました
が
タタタタタン★
俺が飛び退いたドアの扉に一直線に鋲が刺さりました。


