「家のモンじゃさすがに校内まで関与できねぇだろ?その点、コイツ同じ学校だし、うってつけだ。」 「そーそー。プライベートもスクールライフも俺がバッチリ見張っててあげましょーとも!特に体育のお着替えなんかは、不埒な輩が覗いているとも限りませんからねっ♪」 ・・・・そりゃ、オマエだろ。 ひょこっと顔を出してそう言った士塚忍は、兄の振りあげた太刀に慌てて私の後ろへ首を引っ込める。 つか、死にたくなきゃ空気読めよ・・・。