守ってあげちゃう


幾度とない襲撃を交わし、人気のナイ体育館裏に逃げ込んだ時にはもうすっかり暗くなっていた。





辺りを伺っていた北斗がちらっと私を見る。




「・・・大丈夫か?」





致命傷ではないモノの、お互い切りキズでアチコチ赤く染まっている。



私の頬の泥を腕でぬぐう手つきは相変わらず雑だが

その顔は主人に怒られた犬みたいで

思わず口元が緩んで頭をナデナデ。






「あんだけ攻撃されてこの程度ですんでんだ。オマエは強いよ。」


「なんだよ、その上から目線。なんかムカツク!」