守ってあげちゃう



傍目には上下関係がないようでいて、実はその辺キッチリしてて

士塚忍と私は掃除やら料理も免除され、

四人の部下に任せるのが当然、



らしいのだが。






「なぁ、士塚忍。ココで頼みなんだが、私に家事をやらせてはくれないだろうか?」


何もすんなって逆に、ヒマで困んだよ。

しかもコイツ等、色々大雑把だし!!






「何ダヨ。俺等がそんなに使えねぇってのか?」


突っかかってきたのは北斗。

反抗期まっ盛りとしか言いようがナイ。



「いや、そうはいってないだろ・・・」



「北斗ってば遠まわしだけど、きっと僕の料理が大好きで食べられなくなるのはショック―って言いたいんだよっ♪」


「「「「いや、それはナイ」」」」

「・・・ナイ。」






南波のトンデモ勘違いは満場一致で瞬殺された。