辿り着いた学校は、どっかのベルサイユ宮殿かってくらい瀟洒でデカくて古びた建築物。


広大な敷地は鉄格子で囲われていて


巨大なプリズンだな、こりゃ。






中に踏み込むなり





きゃーっっ






オンナの黄色い悲鳴が弾けた。




「士塚一族の皆様だわ~♪」

「今日もステキぃ~」




コッチを見てはしゃぐ女子に一番愛相のよい南波が手を振ると、更に悲鳴が卒倒ものの領域に・・・



アイドルかよ・・・。