「にゃぁにをしてるのかなぁ?チミたちは!」



「え?・・・いや、散歩?」





「てか、ライひどくねー?強引で姫かわいそー」




「ウルサイねっ!それは二人の問題でお前等にゃカンケーなーしっ!つか、お前等が邪魔さえしなけりゃ勢いイけたんじゃないかーっ!」



「そこ、好きな相手の気持ちが固まるまで待つのが男の誠意ってものですよ・・・。」





「「「みっともな・・・」」」



「アウェイ!?ウチに帰ってきたのにナニこのアウェイ感!!」







「・・・先に寝てんぞ。」




まだまだ続きそうな言い合いに、私はベッドに戻った。


結局、言い合いは場所をリビングに移し、口喧嘩から再会の宴へと変わったらしい。







遠くドンチャカやってるのを子守歌代わりに、私は夢の中へ落ちていった。