仁士が北斗の消えた方をむいて溜息を吐く。
「俺たちゃ昔馴染みだし、コイツを知ってんだけど、アイツはなー・・・」
「ライが忍になって、表向き美影が全面的に仕事を任されてる状態のトコロしか知らないですからね。」
「ま、ウチの一族殆ど思ってるでしょ♪お飾りのバカ殿って♪♪」
「ヒデ―ッ!!姫~何とか言ってやって!」
「・・・おおよそ合ってんじゃね?」
「鬼嫁―っ!!!!」
三人が笑う。
「気に入ったよ、姫。」
「もとより、忍が選んだ相手だ、異論はない。」
「よろしくね♪姫サマーっ。」
どうやら彼らには受け入れられたようだ。


