体が一気に熱くなる。 焦ってもがいてみても、逃げられないのは立証済み。 舌で口内を弄られて・・・力抜ける。 唇が離れてもぼんやりと上がった息を繰り返すしかデキナイ私を、ライがクスッと笑う。 「今日はココまで。この先はもう少し待ってあげる。・・・でもそう気は長くナイから早急に覚悟つけておいてね?」 優しいくせに強引。 やられっぱなしなんて性に合わないケド・・・ こんなのも悪かない、かも。 コイツには敵わない―――って、 認めちゃってるからかもしんねぇ。