守ってあげちゃう





忍者の本拠地か・・・





スゴイ山奥で、閉鎖的で、未開発のド田舎、か。



でも俗世間から隔離された、穏やかな桃源郷みたいなところなんだろうな・・・。






「・・・イイナ。いつか、行ってみたいもんだ・・・」




ふっと吐息を吐いてそう言えば、士塚忍はクスッと笑った。




「勿論。連れてくよ。て、もう拒否権はナイよ?誰これ構わずこんな話しないし、名前だって教えない、本性も見せない。美姫にしか教える気はない。」



「・・・・・ナニ言っ・・・・」







「いつも独りの美姫を見てた。本当はサミシイのに、それでもしゃんと立って真っすぐ前を見てる女の子。そこに居場所がないなら、俺が掻っ攫ってもイイかな、て。」