「うるさい。黙れ」 イラついているあたしは、 低い声でそう言った。 「は?」 それに反応したのは、意外にも、 ミルクティーの方だった。 「黙れって言ってんだよ。黙って聞いてればギャーギャーギャーギャーうるせぇな。話しかけんじゃねーよ」 雑魚共と馴れ合う気はないんだから。 「なんだと…?」 ミルクティーの周りは、 ドス黒いオーラが漂い始めた。