最強姫は不思議ちゃんッ!!



「うるさい。黙れ」

イラついているあたしは、
低い声でそう言った。

「は?」

それに反応したのは、意外にも、
ミルクティーの方だった。

「黙れって言ってんだよ。黙って聞いてればギャーギャーギャーギャーうるせぇな。話しかけんじゃねーよ」

雑魚共と馴れ合う気はないんだから。

「なんだと…?」

ミルクティーの周りは、
ドス黒いオーラが漂い始めた。