「ん…」
今朝は、誰かの気配で起きた。
「だから、この子じゃない!?って言ってんだよ!!」
「どう考えてもありえねぇだろ!?こんな細い、“女”だぞ!?」
「この子、転校生でしょ!?なら俺らが知らなかったのだって納得じゃん!!」
「だーかーらー!!女ができるわけねえだろ!?つってんの!!」
「もう少し頭使ってから、言えよな。バカが」
「海翔に言われたくねぇよ!!」
「大和、海翔に言われたら終わりだな」
「うるせーな!!とにかく、この女だろ!?」
「うるせぇな。起きちまうだろ?黙れ」
「もう、起きちゃってるみたいだよ?」
「「「え゙!?」」」
「は?」