まるで、笑ってるようだけどその笑顔はどこか怪しい感じがする笑顔だ
そんな笑顔のサイさんは扇李に向かってニコリと笑う
「なんだ、その笑顔は」
「いえ、なんでも」
「言いたい事があるなら言え」
「左様ですか、でわ…遠慮なく言いますが話が違いますよ?扇李」
笑っていた笑顔が一瞬にして消え、見たことのないようが顔で扇李を睨む
「私は、扇李に頼まれて人間界に行き無事に天界に連れて帰ると約束しましたのに、なぜ扇李がいるんですか?」
「……あ」
そうだ、私もそれは気になる。なんでいるか、その理由はきちんと聞いてなかったんだ
赤くなる頬を抑えながら扇李をみると、相変わらず変わらない表情でフッと笑う
「笑ってる場合ですか!集会はどうなさったんですか?仕事はなさったんですか?黙って人間界には来てませんよね?まさか、自分でまいたたねに沙優様がきちん掛かるか不安で様子を見に来たんじゃないですよね?」
「うるさい、だまれ」
マシンガンのように話すサイさんに、扇李はイヤな顔をしながらそんなことを言う
だ、黙れって…心配してくれてるサイさんになんて失礼なんだろう
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