私の発言が面白いのか、見たことのないような笑顔にドキッと心臓がなった
「扇李は小さな時から気分屋なんだよ。仕事も気分が良ければするし、機嫌が悪いとしない…それで配下の物に何も言わないで人間界に行ったり、冥界に来たりでみんな手を焼いてるんだよな」
何か頭に浮かんだのか、呉羽さんが天井をみてグッと唇を噛む
「一番ムカついたのはさ、扇李が仕事をしたくないからって冥界に隠れに来て、探しに来たサイ達に"呉羽に無理やり連れて来られた"なんて言いやがって…あいつの仕事を全部俺に回したんだ!しかも人間界の巡回や悪さをする神の収穫や他界の神に頼まれた仕事を!あの時は何日徹夜をしたことか…」
「……………」
バァーと、よほどそれが憎かったのか深呼吸もしないで話されて
私は思わず、その姿に苦笑いをしてしまう
く、呉羽さん…扇李に何が何だか分からないけど、ひどい目にあわされたんだ
・


