だから、もう…お腹が空いたって感覚も分からない
本当に…このまま、食べない日が続いたら私はどうなるんだろう
そんな事を考えると…
キィーと、再びドアが開く音がして誰かが来たのが分かった
「………」
何も話さないで、足音だけが私の耳を掠める。もしかして、狼さんがまた来てくれたの?
「狼…さん?」
バサッと布団を剥いで扉の先をみると
「……あ」
そこにいる、ある姿に私の胸がドックンと高鳴った―…
「…っ」
胸がギューと握られて物凄く苦しい
な、なんで…どうして?
「……扇…李」
そこには、私を冷たい瞳で見下ろす扇李がいた…
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