それでも彼らは、毎日私の所にきて心配してくれて食事を持って来てくれるけど
私はそれに答えることが出来なくて、体調が悪いな…って自分でも自覚出来るくらい可笑しくなっていた
それでも、つい考えてしまうのは
「…院長様…」
そう、院長様のことや…
「……扇李」
扇李のこと…。
さんざん、会いたい、いまどうしてるんだろうって考えると
次には扇李のことが頭をしめてる。
なんで、信じてくれなかったのか…とか
私を水に突き落としたことを考えて苦しくなる一方で
「…扇李…っ」
ギューと締め付けられる胸を抑えながら、私は布団を握りしめた
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