狼様の愛のカタチ理論








―――――……



「…………」


呉羽さんに連れられて来た場所は宮殿の裏庭


裏庭は初めてで、表にある庭と同じくらい大きな池に花がありベンチがいくつもある


そんな場所でベンチに私達は座っているのだけど




「それで、あのさっきの話を…」


「うーん…」


「………」

私達の会話は一向に進まない


ここに来て、すぐに部屋での意味を聞いても呉羽さんはさっきから、適当に相づちをうつだけで


それ以上、何もはなしてくれないのだ


本当に"可哀想な花嫁"の意味を知ってるの?って思うくらい適当な返事と態度に私はため息をしたい気分だ



「あの…呉羽さん?」


「…なに?」

「本当に、いい加減話して下さい」


可哀想な花嫁の意味を

どうしても聞きたい


椅子に座りながら、真っ赤に輝く瞳をみると、ニコリと笑う