狼様の愛のカタチ理論






血なんて絶対に吸われたくないし

なんだか、未知の世界で怖いから



「それより、右汰はいないの?」

「はい、右汰は薬草を摘みに…」

「薬草?あ、もしかしてその額の傷のため?」


私の額を指差してそんなことを言う


「はい」

「そっか。大変だね」


「…あ…はは」


興味はないけど、一応聞いておこう。


そんな聞き方に私が苦笑いをすると、いきなりグイッと呉羽さんが私の肩に手を回してくる


えっ…!?


「あの、なにを」

「いや、あのね。さっきお茶なんて事を言ったけど実はさ、君と大事な話をしたくてさ、二人だけで」


「?!」


「だから、ちょっとついて来てよ」


耳元で囁くように言われ、そのまま肩を抱かれたまま部屋の外に引きずられてしまう


ちょっ!


「呉羽さん!」

左汰がいないうちに何をするの?