狼様の愛のカタチ理論





「沙優様がそう言うなら、仕方がありません…」


「うん…」

「じゃあ、そーゆうことで、お茶頼んだよ?左汰」

「………」


ポンポンと左汰の肩を叩くと、少し呉羽さんを睨んで私の方に振り替える


「?」

「沙優様、不本意ですがお茶を持って来ます…もし危険を感じたらすぐにお逃げ下さい」

「あ、うん…」


手を握られ、念をおすように言われて、すぐに左汰は部屋を出て行ってしまった―…







「なんだよあれ、まるで手を出すのが確実みたいだな」


「あ…はは…」


左汰は過保護だもんね。だけど、私も呉羽さんに油断しちゃダメだ

以前のようにケガをしたら迷惑だもん


まぁ、呉羽さんは男だから嫉妬とかそーゆうのはない分だけ、少し安心だけど…


「どうぞ、お座り下さい」


「?」

彼に向かって椅子をひくと赤い瞳を細めて微笑む

「どうも」


警戒心は持たなくちゃいけない