「詳しいことは私達も知りませんが、知里さんはサイさんの花嫁として天界に来ました。その時はまだ人間です。王以外の神に花嫁候補はいませんので知里さんは正式な花嫁になり、婚姻の義をして妻になったのです」
「…婚姻の義?」
なにそれ?
「抱かれるってことだよ、お前まだ正式な花嫁の立場だ」
「はい、そうなります」
だ、抱かれるって、いや。ちょっと待って…
「あの、知ってると思うけど…私…」
「いや、お前は王の花嫁だ。だから、他のヤツとは立場が違う。王の花嫁は一回抱かれて正式な花嫁だからな…って、それは前に話しただろ!」
あ、あぁ…そう言われれば。だけど、そうなんだ。なんか複雑だ
「じゃあ、妻になるのが元人間ってのとどう繋がるの?」
「いえ、そうではなくて…妻になったら子供を宿すんです。子供が出来たら人間は身体が相手と同化して神になります。あ、もちろん子供を作らなければ神にはなりませんので」
「…え?」
なにそれ、それって
「じゃあ、私も扇李の子供が出来たら神になっちゃうの?」
右汰と左汰が言うことが正しいなら、そーゆうことだよね?
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