それで、今もその事を考えてる私に右汰はため息をはきながら私の額をビシッと叩く
「いっ」
「おい、心配するなって言っただろ」
「う、うん…」
そうは言われても、やっぱり気になっちゃうよ
「可哀想な花嫁っていい意味じゃないじゃん」
「そうだな」
「なんか、悪口言われてるみたい」
「悪口だろ、あいつらがなんであんな事を言ったか知らねぇけど、そう言いながら襲ってくるのはいい意味じゃねぇからな」
「そう、だよね」
なんか、ショック…
はぁっとため息をついて肩を下げると、右汰は持っていたフォークをテーブルに置いて私の頭を触る
「安心しろ、何があっても俺が守ってやるから」
「…右汰」
「前に言っただろ、お前のことは嫌いじゃねぇって」
「…」
それって、襲われて私が右汰の所に戻ったときのこと?
た、確かにそんなことを言われた…
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