だから、目を反らされるのは少し悲しくて…
「……」
私もつい、言葉を失ってしまう
な、んだろう。なんか気まずい
こ、こーゆう時は黙ってちゃいけない!
このままだったら、時間に流されて気まずいままだ
「ね、ねぇ!左汰!」
「は、はい」
バンッと太ももを叩き左汰を見ると、一瞬だけビクッと身体を震わせた左汰が顔をあげる
言わなくちゃ、私が出来ることを
「あのね、私考えたの」
「…」
「昨日、左汰に言われたて部屋を出てから、色々と考えた」
「はい…」
「私の考えて出した答えが、左汰の言う右汰を理解する…かは、わからないけど…聞いて欲しいの」
左汰をみて、私がそう言うと左汰も気まずそうにそらしていた目を私に合わせる
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