「でも…私が悪いは事実だからっ」


「沙優様」


「っ」

「また、明日になりましたら、右汰の状況報告に行きます。なので部屋に戻って下さい」


「………」


私に頭を下げて、それ以上言わせない左汰


どうして?だって、私が悪いじゃん

私がいなかったら、右汰はあんな目にあわなかった


私を逃がすために、右汰は犠牲になったのに…っ













それが、目を覚まさないなんて…嫌だよっ


そんな!右汰が苦しんでるのに左汰に言われた通りに、私ばかり悠々と部屋で休むなんて出来ない