「……お疲れさまでした。」 ちょっと遠慮がちな運転手さんの声。 ゆっくりと開いたドア。 私の目に映るのは―――― 「……蓮?どういうつもり?」 私の家。 帰らないって言ったのに。 「………。」 どうして何も言わないの? 「…ねぇ!!」 蓮は私を無視して足を進める。 なんなの?! ちょっ!! なにインターホン鳴らしてんの?!