蓮の家を出ていくとみんなに告げた夜。


懐かしいな…

なんて思っちゃう。



全ては勘違いから始まったのかもしれない。




でも、
これもいい想い出として。


大切にする。



「俺、愛蘭が居なくなっちゃうなんて考えると……悲しくて悲しくてっ」



「はいはい」



「冷たくない?俺悲しんでるのに。」