今頃……… もっと早く…… 話があるなら もっと早く連絡してくれればよかったのに。 「私……行かないかもよ?」 『お母さんは、愛蘭を信じてる。』 …ずるい。 ずるいよ……… “お母さんはね?何時だって愛蘭を信じてるわ。” 何時だか……… お母さんが泣きじゃくる小さな少女に言った言葉。 忘れられなかった言葉――― 『明日ね、愛蘭。』 お母さんの言葉をきき終えると同時に電話が切れた。