「な、なななな何言ってんの
香奈枝っ。
そそ、そんなこと――…!!」
頭から噴火しそうな勢いで叫ぶ。
たぶん、顔は真っ赤っか。
「動揺しすぎだって。ほら、
やっぱり意識はしてるんじゃん」
「し、してないよっ!!」
だって、あたしが男の人を
好きになるなんてこと、
あるわけないよ。
そもそもあたし、世間の
男の人と話したこと全然
なくて、“男の人”が
どんな生き物なのかも
よく知らない。
思春期の間もずっと女の子
だけの世界で過ごしてきて
――俗に言う初恋だって、
まだなのに。
それを話したら、香奈枝は
呆れたようにフンッと鼻を
鳴らした。
_
香奈枝っ。
そそ、そんなこと――…!!」
頭から噴火しそうな勢いで叫ぶ。
たぶん、顔は真っ赤っか。
「動揺しすぎだって。ほら、
やっぱり意識はしてるんじゃん」
「し、してないよっ!!」
だって、あたしが男の人を
好きになるなんてこと、
あるわけないよ。
そもそもあたし、世間の
男の人と話したこと全然
なくて、“男の人”が
どんな生き物なのかも
よく知らない。
思春期の間もずっと女の子
だけの世界で過ごしてきて
――俗に言う初恋だって、
まだなのに。
それを話したら、香奈枝は
呆れたようにフンッと鼻を
鳴らした。
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