『仰せのままに、お嬢様』《完》

楓さんも『かしこまりました』
と返事して、丁寧に頭を
下げて部屋を出ていく。


着替えてリビングに行くと、
いつもの燕尾服に戻った
楓さんももういて、壁際に
立っていた。


そしてソファにはママと、
どっかと座る遼人さん。



遼人さんは楓さんのことを
知りたがって、執事の経歴
とか今どこまであたしの
世話をしてるのか、なんて
ことを根掘り葉掘り質問した。


それが終わると、今度は
再び『やっぱりそんなの
俺がいれば充分じゃないか!』
みたいなことを、悔しそうに
散々しゃべって。


で、結局夕ご飯もうちで
食べて、最後は
『これからは俺も積極的に
協力するからね!』
と言って、帰っていった。


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