『仰せのままに、お嬢様』《完》

「え……ちょっと。
どうして楓まで入ってくるの?」


楓さんがシレッとした顔で
一緒に中に入り、パタンと
ドアを閉めてる。


「お召しかえをお手伝い
している、ということに
すればよろしゅうございます」


「は………?」


『ということにすれば』って。
あたし、楓さんに着替えを
手伝ってもらったことなんて
ないし、そんなつもりも
ないんだけど。


意味がわからなくて混乱
してたら、楓さんは

『つまり、少々お話が
したいということでございます』

と説明した。


「―――話?」


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