あれは、まだ小学校の頃。











「棗ーっ!行くぞーっ」

「おーぅ!」

「ボールそっち行ったぞ棗!」

「まかせとけっ!!」

棗は今と変わらず、男子みたいな性格で暇があればいつも男子達とボールを追いかけていた。