「てか、彼女と別れるたび厨房で語るな!!」 「だってここでしか京ちゃんに話せないし」 俺の答えに京ちゃんはため息を吐いた。 「いーじゃん!客こね~し。まあ俺、真面目な恋したいんだよね。」 「客は夜が山だ!山!じゃあそろそろだな。」 そう言って、京ちゃんは俺に耳打ちした。