うっ…そ、それは

「分かったかしら??優希」

「うん。分かりましたお母様」

しょうがないよね

自分でやったことだしね…。


「まぁ、それじゃ寮は今日から使っていいみたいだし行ってらっしゃいきちんと挨拶はするのよ♪それと、ハイ。これつけて行ってね。くれぐれも黒蝶の総長だってばれないように」


「はーい。」


んもぉ…自分勝手なんだから


母さんから受け取った紙袋からウィックとカラコンが入っていた。

あ、ちなみにあたしの髪は金髪、目は水色だ。

祖母がイギリス人でその血を多く受け継いでいるんだって!!


「うぇ。」


全然、似合ってない。

タダの地味男じゃんか…母さんももっといい奴買ってきてほしかったなぁ


「優希~つけた??」


「あぁ。」


「あ、ら。あなたほんとに優希?」

ほんとにってあんたの娘なんだけど


「かっこいいじゃない。優希」

「どこがよ。」

「まぁまぁ。あのね、あたしたち明日から仕事で海外に行かなきゃ行けないの。だから帰って来ても無駄だから。それと荷物はもう送ってあるわ」


仕事がお早いようで…。