シュ------
俺を殴ろうとした弘樹は顔の直前で止めた。
「何でよけない。」
「よけないんじゃなくてよけられない」
「よけられないなら、なぜお前の顔は騒然としているんだ。」
「…………。」
あー、そっか殴られそうになってんならこわがらないといけなかったのか…。
難しいなー。だってこいつあたしのこと殴る気なかったし
「まぁいい。優、嵐鬼に入らねぇか?」
「入らない。」
「うぉ…。あいつ即答しやがった。流石」
「……。なぜだ。族には入ってないんだろ」
「そうゆう問題じゃ「紘紘紘!!!!!」
「なんだよ、朔。今大事な話してんだよ」
「こっちだって大変だよ。さっき俺がこいつを案内してた時の写真取られたみたいで、こんなメールが出回ってるんだよ!!!!」


