何で……? ニ中くんは走ってきたのか息を切らせていた。 「ニ中くん…何で…」 「佐々野が紙持ったまま動かねーから 心配で見に来た」 「えっ……?」 ニ中くんはそう言いながらあたしを見つめる。 あたしはニ中くんの真っ直ぐな言葉に若干焦りを覚えた。 ……心配って…そのためにあたしの所に走ってきたの?