ートンッ あたしをお姫様抱っこした誰かはあたしの身体を優しく降ろす。 その時風が吹きタオルが地面へとゆっくり落ちた。 ーパサッ あたしの視界には誰かの足が見える。 あたしは少しずつ視線を上へと上げていく。 「……………………」 あたしは思わず息を飲んだ。