「暑ーー」 「………暑いな」 あたしは今白金と屋上でお昼ご飯を食べている。 照りつける太陽のせいであたしの身体には汗が滲んできた。 白金は昨日の事には何も触れずに普通に接してくれている。 ……ありがとう。 食べているサンドイッチも元気が無い気がする。 「そういえば……!!!」 「……ん?」 白金はそう言いながらあたしの顔を覗きこむ。