「いきなりごめんね」
二人の話しだと
近くを通ったから
寄ったらしい。
『華蓮?』
中々戻って来ない
私の隣にマー君が来た。
『恋たちが
来たんだけど
どうしよっか?』
今は絢菜と
侠耶君が来てるから
断ることは出来る。
『入れてやれば』
マー君は
普通のトーンで
何でもないことの様に
言ってのけた……
『藤沢、瀬戸
人数増えるんだが
大丈夫か?』
絢菜を旧姓で呼んだ。
「誰か来たの?」
専門時代の
友人と先生だと
教えると会いたいと
絢菜が言うから
何時もの様に
ロックを解除した。
『いらっしゃい、
実は先客が居るんだ』
二人をリビングに通した。
「こんにちは」
最初に挨拶したのは
恋と左京先生だった。
先に来てた二人も
慌てて挨拶する。
高校時代の
友人だと紹介して
私たちは座った。
四人はすぐに
仲良くなった。
絢菜と侠耶君は
高校時代の話しを
恋と左京先生は
専門時代の話しをした。
「まさか、
南さんと佐川先生が
結婚してたなんて
全然知らなかった」
侠耶君は
クラスが違ってたからね。
「南?」
さっきのマー君が
絢菜を旧姓で
呼んだ様に
侠耶君も私を
旧姓で呼んだ。
二人が不思議そうに
私を見た。
『私の旧姓だよ』
そう言うと
あぁ~と納得した。
『そうだ、
ちょっと待ってて』
私は冷蔵庫から
ホールケーキを出した。
『はい、
絢菜と侠耶君に』
結婚祝いだよと
二人の前に置いた。
「これ、
南さんが作ったの?」
やっぱり旧姓……
『昨日の夜に
急いで作ったんだよ
それから侠耶君、
名前でいいよ』
さっきマー君が
絢菜を旧姓で呼んだ時
眉間にシワが
寄っていたのを
私は見逃さなかった。
「華蓮、ありがとう」
喜んでもらえて
よかった。
ケーキと一緒に
持って来たお皿に
切り分けて乗せていく。
『はい、どうぞ』
その後、夕飯を食べて
皆が泊まることになり
久々に朝まで話した。
二人の話しだと
近くを通ったから
寄ったらしい。
『華蓮?』
中々戻って来ない
私の隣にマー君が来た。
『恋たちが
来たんだけど
どうしよっか?』
今は絢菜と
侠耶君が来てるから
断ることは出来る。
『入れてやれば』
マー君は
普通のトーンで
何でもないことの様に
言ってのけた……
『藤沢、瀬戸
人数増えるんだが
大丈夫か?』
絢菜を旧姓で呼んだ。
「誰か来たの?」
専門時代の
友人と先生だと
教えると会いたいと
絢菜が言うから
何時もの様に
ロックを解除した。
『いらっしゃい、
実は先客が居るんだ』
二人をリビングに通した。
「こんにちは」
最初に挨拶したのは
恋と左京先生だった。
先に来てた二人も
慌てて挨拶する。
高校時代の
友人だと紹介して
私たちは座った。
四人はすぐに
仲良くなった。
絢菜と侠耶君は
高校時代の話しを
恋と左京先生は
専門時代の話しをした。
「まさか、
南さんと佐川先生が
結婚してたなんて
全然知らなかった」
侠耶君は
クラスが違ってたからね。
「南?」
さっきのマー君が
絢菜を旧姓で
呼んだ様に
侠耶君も私を
旧姓で呼んだ。
二人が不思議そうに
私を見た。
『私の旧姓だよ』
そう言うと
あぁ~と納得した。
『そうだ、
ちょっと待ってて』
私は冷蔵庫から
ホールケーキを出した。
『はい、
絢菜と侠耶君に』
結婚祝いだよと
二人の前に置いた。
「これ、
南さんが作ったの?」
やっぱり旧姓……
『昨日の夜に
急いで作ったんだよ
それから侠耶君、
名前でいいよ』
さっきマー君が
絢菜を旧姓で呼んだ時
眉間にシワが
寄っていたのを
私は見逃さなかった。
「華蓮、ありがとう」
喜んでもらえて
よかった。
ケーキと一緒に
持って来たお皿に
切り分けて乗せていく。
『はい、どうぞ』
その後、夕飯を食べて
皆が泊まることになり
久々に朝まで話した。