あなたが大好きでした。




「だーかーら、演技!」



「は??」


優香とヒナは意味わからに言葉にまぬけな声を出してしまっている。



私も今まぬけな顔してるだろう。





「演技って…」
「今の琴魅のは俺たちが文化祭で発表する芝居。それを実践してみたんだよ!」



…はい?


演技…なんかじゃなかった…。


どーゆーことだろう?

話が読めない私に空がウインクした。


え?


次に口パクで私たちに伝える。



「は な し を あ わ せ ろ」




…あ… そっか。

空は私を庇おうとしてくれてるんだ…。




「琴魅、演技って?芝居って?」


まだ状況が理解できてない優香とヒナに私は話す。



「えと…だから、文化祭のね、出し物で…私と空でお芝居でもしようかなーって考えてて、それで…実践したくてもお客さんがいなくちゃあんまり気合い入らなかったから、優香達にやってみたんだけどぉ…」



優香達は黙っている。

あれ… もしかして怒っちゃったかな…?



不安になって覗いてみると、パアっと笑顔になっていた。


「なんだぁ~!芝居だったのかぁ」
「琴魅うますぎて本当に何かあったのかと思ったよぉ~」

「ご、ごめんね」

「いーのいーの♪あんなに演技うまいなんて尊敬~!」
「確かにアンタ…すごかったわ」